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出産祝いの相場やルールについて

出産祝いは、日本に古くから伝わる風習の一つです。医療が発達しておらず、摂取する栄養も現在に比べ十分とは言えなかった昔は、幼いうちに亡くなってしまう子供が多かったため、生まれてくることを祝うのは当然の習わしでした。現在では日本全国ほぼスタンダードな御祝いの一つとなり、地域によって若干の違いはありますが、ある程度決まったルールが存在しています。出産祝いは、産後1ヶ月程度経った頃に現金や品物を渡します。

現金の場合、4や9といった縁起の悪い数字は慎み、兄弟や親しい友人であれば1万円程度、通常の友人や親類であれば5000円程度、同僚であれば3000円程度が最低ラインの相場となっています。さほど親しくない同僚であれば、代表者が一口500円程度で集め、まとめて渡す方法もあります。相場以上の金額でも問題ありませんが、あまりにも高額だとお返しを贈る側にとって負担となるため、常識の範囲内での金額設定が望まれます。ご祝儀袋は蝶結びの水引きとし、中に入れるお札はシワの無い綺麗なものを選択するのが常識です。

品物の場合はベビー用品を贈ることが多く、友人や家族など間柄によっては必要としているものを聞いても問題ありません。常日頃お世話になっている人や、頻繁に付き合いのある親しい人であれば、お金と品物の両方を贈ることもあります。出産祝いを頂いた場合は、内祝いとしてお返しを贈ります。現金を頂いた時は半額程度の物を、品物を頂いた場合は値段を調べ、やはり半額程度の物でお返しをするのが基本です。

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